せっかく日本をでて旅をするのに何でパソコンなんて・・と思う人も多い。まぁ、1ヶ月くらいの旅ならPCなんて持っていかなくてもいいのだけれど、半年以上旅をするのなら持って行っても悪くない。情緒がないと言えばない。けれど、俗世と離れてITと無縁の旅もあれば、モバイルしながら辺境を旅するのもこれまた旅のスタイル。中国で会った67歳のバックパッカーは70年代にアジア横断をしたときにはガイドブックなんてものがそもそもなくて、”今はみんなガイドブックを持っているんだねぇっ”と驚いていた。10年後にはみんなPCを持って旅をするのかもしれない。(少なくとも携帯を持って旅にでることは当たり前になるだろうなぁ) とにかく、そんなもの持って行ってもねぇ、っと白い目で見られた割に重宝している。(はっきり言って仕事なんかよりも旅行の方がよっぽどノートパソコンの利用価値は高い、と思った)そこでたじまなの旅先PC生活を紹介。というより、このHPも何か特徴のひとつでもないと、最近はただのリアルタイム旅日記プラス情報ノートではありきたりなので、いずれは、IT+Backpackerのスタイルを追い求めるのがこのページの将来像、にする。かもしれない。

必要なワケない笑、でも使いようによっては結構役に立つんだなぁこれが。今や普通の旅行者が行くような町にはどこでもインターネットカフェがあるのでメールやネットサーフィンには困らないし、中国を除けばだいたい安宿街みたいなところのネットカフェは日本語対応だし、問題なし。むしろ旅先で自分のPCがネットに繋げられるところなんてそうないのだ。さらに、PCは重いし、盗難の心配は絶えないしで持って行くと結構やっかい。じゃ、なんでわざわざ盗難や故障のリスクを背負ってまで重たいPCを持っていくのか・・趣味だから。と言えばそれまでなのだけれど・・

旅先でどんなことにPCを使っているのかをまとめてみると思ったよりいろいろ使ってる。もともと写真保存やHP作りのために持ってきたのだけど、結構ガイドブック的、暇つぶし的な用途も多い。旅にでる前はやる気満々なのであまり想像できなかったが、やはり人間半年も一年も旅行しているとゲームでもやったりして過ごしたい日がでてくるのも現実。


HPを作る

これが理由でPCを持って来る人がほとんどなハズ。別に自分のPCがなくてもネットカフェがあればリアルタイム旅日記は作れるしその方が楽チンだったりするときもあるのだが、やっぱりファンシーなものを作るには自分のPCがないとムリ。デジカメ+Dreamweavwe+Photoshopでコンテンツを作ってフロッピーでネットカフェから更新というのが基本。

日記を書く

普段は日記なんてつけなくても旅にでると必ずつけるのが日記。別にノートに書けばいいのだけれど、やっぱり紙に書くのは結構億劫だったりするし、PCなら長い文章でもさらさらっと書けて、後で読み返すのが楽。ノートに書いてるとついつい書きぞびれてしまう日があったけど、PCにつけるとなぜか毎日書き続けられた笑。ほんとはこの日記がHPのコンテンツのメインなんだけど、校正が間に合わなくてぜんぜんできていない;

小遣い帳

お金の管理も今まではノートにつけていたけど、後から見返すとどれがどれだかわからなくなってる。日記とともに何にいくら使ったか書いておいけば、あとで今月はいくら使ったかなどよくわかる。

デジカメの写真を保存

デジカメを持ち歩いて長旅をするならどうしても必要になってくる。仮に128MBのメモリーを使っていたとしても1枚500Kくらいの写真を撮っていくと、250枚くらいしかためられない。途中でCD-ROMに焼いていくのもいいけど、結構めんどくさい。毎週デジカメのデータをバックアップしてPCに保存。さらに、予備のHDDにバックアップ。たまにROMに焼いて日本におくれば完璧(そこまでしてないけど)。撮った写真をすぐにPCの画面で見られるのも、編集したりすることもできるのはいい。仮に容量の大きいメモリーを使っていたとしても、デジカメにメモリー入れっぱなしだとすると、盗られたり失くしたりしたときに今まで撮った画像もすべてなくなってしまう。これは末恐ろしい。

メールの下書き

時間のあるときにメールを書いておいて、ネットカフェでは送るだけっていうのはお金の節約にもなる。あと、日本語が入力できないネットカフェがあったりしても日本語で送れるし。でも実際はめんどくさくてあんまりやらない。

ガイドブック代わり

1ヵ国や2カ国の旅ならガイドブックも邪魔にならないけど、10カ国以上一気に行こうとなると結構かさばる荷物となるのがガイドブック。途中の町でも買えるし、旅先であう旅人に貸してもらってもいいし、途中の都市に送ってもいいのだけれど、やはりガイドを持っているのと持っていないのでは心強さが違う?それに暇つぶしにもなるものだし。かといって、行く国すべての地球の歩き方を持って行ったりするとそれだけでバックパックは一杯。最近は旅行人シリーズなんかもメジャーになってきて、複数国をカバーしてあるので便利。そんな時役に立つのが、他の旅人達のHPの情報。彼らの生の情報がそのままわかるのでとても便利。特に、移動、ビザ、安宿の情報などは実際の体験に基づいているだけの重宝する。これらを日本で閲覧して、すべてPCに保存しておけば、立派なガイドブックになる。とくにゲストハウスの情報は貴重だと思う。

僕は、GETHTMLというフリーソフトを使って、日本でチェックしたHPをほとんどローカルに保存して持ち歩いている。これだと、たとえば旅行人のHPの掲示板などの情報もすべてCGIごと保存してローカルでみれるのでとても便利。あと、WEBページを保存するときは、そのまま保存すると、HTMLファイルと画像などを入れたフォルダに分かれてしまって後々扱いにくいので、保存するときのオプションで、MHT形式で保存するようにしている。これだと画像込みで単体のファイルとして保存できる。

あと、移動やゲストハウスの情報だけでなく、市販のソフトを利用して、見所やその国の情報をPCでみることもできる。僕がよく使うのがマイクロソフトエンカルタ。いわゆる百科事典ソフトなのだが、詳細な世界地図から、国の歴史、文化、人物、用語を網羅しているので立派なガイドブックとなる。買うと3万円以上するけど。。あとは、同じくマイクロソフト社の”AUTOROUTE”(だったと思う)っていうソフトは、世界中の地図が乗っていて、GPSと連動して・・・みたなソフト(たぶん日本ではまだ売っていない?)、日立が作っている百科事典ソフトや、英語版ではあるが、ナショナルジオグラフィック社が旅行用のガイドソフトなどをだしている。

音楽

ウォークマンはSonyのMP3プレーヤーを持ってきたので好きなときに音楽を入れ替えできる。メモリースティックのものだともっと頻繁に入れ替えしただろうけど、メモリー一体型のMP3プレーヤーなのでいちいちパソコンに接続しなくてはならないのが面倒。それでも、旅先でふと聞きたくなった曲をいつでも聴けるというのはうれしい。ベトナムや中国ならCDを買ったとしても日本の10分の一以下(もちろん違法コピーなのだけれど堂々とデパートで売られている)。それに、旅行先の国の音楽に触れるにはもってこい。個人的には、韓国や中国などのポップミュージックが好きなのでよく買って聞いている。

本を読む

これは実際にはあんまりやっていないけど、一般化していない割にはいわゆる電子書籍販売は結構されているみたいで、パピレスのようなところから数百円で本のコンテンツをダウンロードできる。うまくやれば、旅先で好きな本をダウンロードしてPCで読むなんていうこともできるかもしれないけど、いまのところ面倒くさくてやっていない。

動画・ゲーム

ひまつぶしに。さみしいときに。シングルに泊まって夜やることがない時などに中国で買ったドラえもん長編シリーズ笑とか名探偵コナン大全集シリーズ笑なんかをたまに見る。読む本がない時は助かる。中国やベトナムだとゲームやVCD、DVDなどが破格で、しかもすごい種類があるので、結構買ってしまった。いづれも中国語版なのでいまいち意味が細かく理解できないけど。中国の本屋においてあるCDROMやVCDの種類の豊富さにはびっくり(あと安さにも)。

辞書

研究社の英和和英辞典と広辞苑をインストールしていったが、英和辞典はよく使う。海外だとペーパーバックを読む機会も多いので。英語だけでなく現地の言葉の辞書が入ってればいいだけど、なかなかちゃんとした中国語辞書や韓国語辞書はない。っていうかあっても高いだろうなぁ。。中国語の辞書があると中国の旅がいっそう楽しくなること間違いなし。

インターネット

ノートパソコンを持っているところみてよく、”へー、自分でPC持ち歩いているのならネットカフェ行かないでもネットできるからいいね”と言われるのだが、大きな大きな間違い。PCだけ持っていってもインターネットはできません。念のため。で、自分のPCでネットにつなげるには、1:ホテルの電話などからダイヤルアップで繋げる、2:ネットカフェなどにいってLAN接続させてもらう、3:無線LANなどでつなげる、などの方法があるのだが、どれも一長一短で実はなかなか自分のPCでネット接続する機会はあんまりない。実際これまでもネット接続は10回くらいしかしていないのではないかな。HPのアップロードや情報収集はもっぱらフロッピー経由なので。

1は、まず自分の入っているプロバイダなどが提供しているiPassなどのローミングサービスに加入している必要がある。iPassやGRICなどの大手ならほとんどの都市にサーバーを持っているのだが、問題は電話回線。一人旅だと当然自由に使える電話など置いてある部屋に泊まることはほとんどない。また、たまにシングルに泊まったりしても安い部屋だと、電話線が壁と電話に直接つながれていて電話線をPCに繋げられないようになっていたり、そもそも外線がかけられなかったりするのだ。ということでドミに泊まり歩こうと思っている人はほとんどダイヤルアップできる可能性はない。(ただ、街中の電話屋などから電話線を借りて。。。というのはアリかもしれない。やったことないけど)

2は一番実用的。バンコクやカトマンズなどでは、PCを持っていけば快くLAN接続させてくれるネットカフェがいくつもある。ネットカフェでLAN接続ができるかどうかはその国の国民性というか人柄に大いに依存しているところがあって、中国などでは絶対にありえない。ダメ!と強く拒否されるだろう。その辺はさすがタイやネパールは融通が効く。ただ、中国でも、例えば広州のマックに行くと無料で使えるLANポートがあって自由にインターネットさせてくれたので(無料!!)、北京や上海などでも同じようなサービスがあるかもしれない。あと、宿に常設してあるネットカフェの場合は、LAN接続可能なところが多かった。

3のワイヤレスインターネットはこれから増えていくだろうからできる機会が多いはず。中国などでも都市部ではできるし、ヨーロッパでは日に日にその数が増えている。どこかのプロバイダに入るのも手だが、結構無料開放しているホットスポットもあるのでそれを調べて利用するのが安上がり。http://www.hotspot-locations.com などで世界中の有料・無料のホットスポットを検索できる。Wepキーを盗むことくらいすぐできるぜってな人も結構いるだろうからそんな人はプロバイダなんて関係ないかもね。

 

今回旅に持ってきたPCは、富士通のFMV loox Sシリーズの S80B(2002年冬モデル)。とにかく小さくて軽くて丈夫そうというのが条件で、Victorの小型ノートPCとSonyのVaioUと迷ってLooxにした。ほとんど使われていない中古をヤフオクで確か10万円弱で落としたのだが、結果は大正解。旅立ちから半年、相当無茶な使い方をしたがほとんど問題なし。唯一気になるのがAC電源のプラグを挿す部分が少しゆるくなって抜けやすくなったくらいだろうか。欲を言えば、もっと小さく軽ければ移動の時楽なのにと思うのだが、それでは逆にタイプするとき小さすぎて打ちづらいだろうし、ということでこの辺りが一番良いのかもしれない。パフォーマンスにもマズマズ満足。やはり最新のデスクトップにはかなわないのはしょうがないけど、一応画像編集から動画を見るまでそつなくこなせる。そしてなにより丸みを帯びたキュートな形が主流になりつつあるこのご時世に、この骨太な感じのするシンプルなデザインがいい!どこに行ってもこのPCを見せると、特に外人はこんな小さくて性能の高いノートPCが10万円ちょっとで買えてしまうことが信じられないらしく、どこに行けば買えるのか何度もしつこく聞かれる。そんなんで、富士通のデジタル機器を使うのは今回が初めてだったのだけれど、自分のとても評価が高くなった。東芝だけでなく富士通ももっと世界的にマーケティングすればワールドワイドブランドとしていけるはずなのに・・と思う。


LOOX S80Bのスペック

スペックには基本的に満足しているのだけれど、もう少し速くて、HDDの容量があったらもっと動画とか音楽とか写真とかを気兼ねなく保存できるのに、というのが正直な感想。それでも一昔前では考えられないくらいのマシンなのだが。。(2.5インチのHDDの価格がもっと安ければディスクだけ換えたのだけれど)気になるバッテリーだが、液晶を一番暗くして、CPUの速度も落とすように設定しておけば4時間くらいは使える。遅いけど、日記を書いたり、HPの編集くらいなら問題ない。しかし、動画を見たり、画像を編集したりするのはちょっとムリかも。最大限のパワーで使うとバッテリーは2時間持たないと思う。あと、無線LANでつないだりしているときには猛烈な勢いでバッテリーが減っていく。

CPU Transmeta CrusoeTMプロセッサ TM5800 800MHz
キャッシュメモリ(CPU内蔵) 128KB(512KB)
メインRAM 標準256MB[オンボード](SDRAM/133MHz)
グラフィック ATI MOBILITYTM RADEONTMPCI接続
VRAM容量 8MB内蔵(DDR SDRAM)
内蔵ディスプレイ FLバックライト付高輝度TFTカラーLCD 1677万色
パネルサイズ 8.9型ワイド
HDD 30GB(Ultra DMA/66)
LAN 100BASE-TX/10BASE-T
ワイヤレスLAN(IEEE802.11b) 本体にワイヤレスLANモジュール内蔵
内蔵FAXモデム 最大56kbps
バッテリ稼働時間 内蔵バッテリパック 約4.2時間
質量(バッテリパック含む) 約890g
外形寸法(WDH) 231 x 149.5 x 26.5mm(突起部含まず)
OS WindowsXP(Windows2000に変更)

詳しくは、富士通FMVのHPへ

周辺機器

周辺機器に何を持っていくのかは最後までいろいろ悩んだ。海外で音楽CDやVCDなどを買って使いたかったのでCDROMは必須だったし。バックアップなどの用途に2.5インチのディスクもあると便利だし・・言い出すとキリがないけど一通りは持ってきた。後悔しているのはCD-Rの代わりにDVD ROMにすればよかったなぁと思っていること。

CDROM SONY VAIO用のCD-R ちょっと重たい・・
2.5インチHDD 20GB USBのケースに入れている。バックアップ用
USB2.0用のアダプタ PC側が2.0に対応していないので。
USBフロッピーディスク USBでつなげるフロッピー
SDカードアダプター デジカメが直接PCに繋げないので
電源アダプター 世界各地のコンセントに対応
モデム+電話線 東芝製カード型ワールドワイド対応モデム
LANケーブル 薄いやつ。3メートル
マウス ELECOMの小型マウス
USBメモリ 16MBのUSBメモリ。データのやり取り用。
ケース 純正ケースと“超吸収”とかいうスポンジ系のケース

ソフトウェア

ソフトウェアは普段使っているものはすべてインストールして行こうと思っていたのだけれど結局出発直前に時間がなくて最低限のものしか入れられなかった。MSのエンカルタや辞書系ソフトはよく使っているので持ってきて良かった。PhotoshopだけでなくIllustratorもインストールしてくればよかったと思う。

Dreamweaver MX HPの作成編集に。もうこれなしではHP作れない
FlashMX FLASHもつくろうかなんて思ったこともあった
Photoshop7.0 デジカメ画像の編集
研究社 英和和英中辞典 ハードディスクにすべて入れられるので便利
広辞苑 こちらもシステムソフト社製
マイクロソフト Encarta 百科事典ソフト 英語版も入れている
Tera Pad メモ帳の代わり 日記を書いたり
OfficeXP 使わないけど一応
B's Recorder GOLD 焼くためのソフト CDからのリッピングにも使う
MusicMatch Jukebox MP3の再生など
FFFTP FTPソフト。HPのアップロードに使う
OpenMG Jukebox SonyのMP3の連携ソフト
Network Stumbler ホットスポット探しソフト
ユーティリティ系 いじくるツール、窓の手、WinZip、Lhasa、DaemonTool
Age of Mythology 暇つぶしゲームソフト
Kajero 韓国語入力ソフト
RealPlayer VCDはたまにRMファイルになっている

 

旅にPCを持っていくにあたってまず迷うのがこの点だと思う。PCを持っていく目的がHP作成とかデジカメデータを扱うことなら、なるべく小さいノートPCというのを考えるハズ。でも、日記や小遣い帳のためだけならWindowsCE機やPDAも選択対象だろう。実は、PCと同時にSONYのPDAクリエも持っていこうか悩んだのが‘やりすぎ‘という声もあったのでやめた。だけど、そろそろスペック的にもインフラ的にもPDA@旅が現実的な気がしていて実は持ってきても良かったかもと思っている。

ノートPCなら

ノートPCっていうのは、いわゆるノートパソコンのことで、マックやリナックスOSを持っていこうかと考えている人々は既にこのページに書いてあることなどは既知の人々とみなすと、基本的にはWindows98や2000、XPの入っているノートPCということになる。値段も大きさも様々だけど、当然小さくて軽いものがオススメ。フロッピーやCDROMが一体型のものはトータルで安く済むかもしれないが、持ち運ぶには大きすぎる。

僕は、バイオのSRシリーズを前から使っていて慣れていたのだが、普段使用するには十分に小さいこのB5パソコンもバックパック旅行のような移動の多い旅行にはちょっと大きすぎるかもしれないと思った。重さ的には1キロちょうどくらいで十分許容範囲なのだが、移動のときに常にサブバッグにいれておかなければならないことを考えるともう少し小さいミニノート系のPCが良い。それで上記のLooxを購入。購入時に迷ったコンペ先はソニーのバイオUとビクターのノートPC。ソニーのバイオUは使いずらそうなのだけれど、あの大きさならサブバッグにいれて運ぶときも楽だろうからもしかしたら次にPCを持ち歩くならバイオUを使ってみるかもしれない。

購入の時に気にしたスペックとしては、

・B5”未満”のサイズであること
・電池の持ちがよいこと(できれば4時間以上)
・重さが1キロ未満であること
・メモリーが256MB以上であること
・HDDが20GB以上であること
・LANジャックとモデムを内臓していること

くらいだろうか。HDDは少なければ自分で換えればよいと思っていたのであまり気にしなかったかもしれない。実際使ってみて便利かもしれないと思っているスペックとしては、

・無線LANを内臓(ヨーロッパやアジアの都市部ではワイヤレスLANが東京と同じように広まりつつある)
・USB2.0(予備HDDを持っていくときに2.0ならほとんど内臓HDDのように扱える)

の二つ。当然内臓していなくても、PCカード経由などで外付けすればよいのだが、重たくなるし面倒くさい。まぁ、これから発売される、というより現行の機種はほとんどが内臓しているであろうスペックだが。。

CEやPDA?

日記や小遣い帳、メモとして利用するだけならCE機でも十分だろう。NTTドコモのシグマリオンなどならほとんど苦にならない大きさ、重さ。理想的。ダイヤルアップでメールの読み書きもできるし(ダイヤルアップできれば、もしくはすればの話だが)。ただ、CE機でHPの編集などをするのはちょっと無理かな。無理やりできないこともないだろうけど、かなり大変なはず。

個人的に是非トライしたいのはPDA。これなら、バスや電車の中で簡単に取り出して見ることができる。ガイドブック代わりに(世界一周するのに何冊のガイドブックを持ち運ばなくてはならないのだろう!)、文庫本代わりに、もしくは映画をみたりして。ウォークマンにもなるだろう。それから、無線LANを利用するにも便利だろう。折りたたみキーボードを持っていけば日記やメールもらくらく書ける。PDAこそこれからの旅の必需品と強く思うのだがそれは情緒がなさすぎるだろうか・・・ちなみにロンリープラネットはPDA版も出ているみたいだ。

携帯電話

携帯電話を持っていくかも結構考えた。携帯といっても日本で使っているドコモの携帯ではなく、アジア・ヨーロッパで使えるGSM規格のものだ。GSMなら、アジア・ヨーロッパのほとんどの国をカバーしているので(トライバンドならアメリカなどもOKなのかな)便利だ。あまり知られていないけれど、日本の携帯電話の規格というのはとても日本独自のもので、それ故海外で使うことが不可能になっている。世界的には、CDMAとGSMという2大規格があって、この規格に従っていれば国を越えても容易に使用可能なのだ。で、それらの場合、携帯の中にICチップが内臓されていて、このICチップを各国で取替えながら(プリペイドで購入する)行けばどの国でも通話可能になる。(中には、チップが交換不可能になっているものもある)で、携帯を持っていればどの国からでもモバイルでネットにアクセスできて便利なんじゃなかろうか、また、緊急の時に日本から連絡もとれていいのではないか。というのが最初の企みだった。果たして、プリペイドのチップでデータ通信ができるのか、とか、電話番号は一定に保てるのか。。などと考えているうちに出発の日になってしまったので、今回は取りやめ。そのうち、海外での携帯電話の使用に関して詳しく書いてあるサイトへのリンクを張る予定。

などといっているうちに、日本でも、JフォンがVODAFONになってしまったりしていて、海外から携帯メールのやり取りができるなんていう機能ができたらしい。詳しいことはわからないけど、こうなってくると、海外旅行には(デジカメ機能も含めて)日本の携帯電話を持っていくというのが主流になるのだろうか。。

僕は自称周辺機器マニア笑なのでなんでも持って行きたくなってしまうのだが、実は、周辺機器の方がPCそのものより重くなって嵩張るのでできるだけスリムな方が言うことないのは当たり前。しかも、これらは高価で、重量があるのでやっぱり要らないからあげちゃえ、捨てちゃえ、送っちゃえ、ということが出来ない。入念に選ばなくてはならない。で、どれを持っていくかは全く持ってどんな使い方をするか、なので、人によって千差万別なのだが、個人的な経験を基に要るもの要らないものをまとめてみる。

 

変圧器は要らない?

まずPC用に変圧器が必要かどうか。変圧器は重たいのでこれは重要な問題だが、結論からいうと通常ノートPCのACアダプターには変圧機能がついていて(電源コードの真ん中についている重たいやつ)、INPUTが100Vから240Vになっているはずなので、通常の海外の使用では問題ない(ハズ)。実際、今までこの旅を始める前から海外でPCをよくつかってきたが問題はなかった。しかし、これは個人的な経験であるし、メーカー保証外になるだろうし、厳密には変圧器を使った方がいいことに変わりはないので、あくまで参考程度としてもらいたい。(ちなみに変圧器の有無にかかわらず、コンセントのアダプターは必要。アジア、ヨーロッパなら丸型のプラグ、のように)

CDROM/DVDROM

CDROMを持ってくるかは意見の分かれそうなところだが、これは結構オススメ。現地でCDを買って聞いたり、MP3にしたりできるし、アジアなら安くDVDやVCDが手に入るので遊べる。また、ソフトウェアの安く売っている地方では語学学習ソフトやゲームなんかをすることもできる(旅とは関係ないけど)。ただし、CD-R機能、つまりバックアップ用に書き込み機能が必要かというとよほど頻繁にバックアップを取る人以外は要らないと思う。多くのネットカフェで安くCDRへのバックアップができる、というのがその理由のひとつ。普段のバックアップは必要なものだけメモリースティックなどにしておいて、たまにCDRに焼くと言うくらいでいいかもしれない。もう1つの理由は、CD−R機能がついたCDROMは、独自に”電源”が必要だ、ということ。つまり、CDROM用のACアダプターを持ち歩かなくてはならないし、例え、CD−R機能を使っていないとき、つまり、ただ音楽を聴きたいとき、インストールがしたい時だけでも、AC電源がないとROMが動かない機種が多いのだ(少なくともVAIO用のCDROMはそうだった)。これは予想以上に面倒くさいし重たい。オススメは、薄型のDVDROM(書き込み機能なしの)だ。これならDVDも見れるし、重くもならない。

あとは、そもそもCDROMがないと、万が一(Win98なら千が一くらいか・・)Windowsを再インストールしなくてはならなくなったときなどに不可欠。でも旅先でWindowsの再インストールなんてばかばかしてくやっていられないと思うけど。

外付けハードディスク

ノートパソコン用に売られている2.5インチ用のハードディスクを買って -あるいは、要らなくなったノートPCから抜き出して− USBで外付けディスクとして使えるようになるケース(たぶん2−3000円)に入れれば、コンパクトなパックアップ用ディスクになる。USB2.0に対応していれば、それこそ、動画でも音楽でも大量の写真データでも手軽にバックアップどころか、必要なときだけ繋げて使うってこともできるし本当に便利。

USBメモリー

1つ小さなUSBのメモリーを持っていくと、USBを使えるネットカフェに出会ったときに、大量の画像をUPしたり、もしくはダウンロードしたりするのに便利。最近は小さくても64MBくらいで安いものがある。

フロッピーディスク

HPのアップをしたりするならフロッピーは欠かせない。まだまだUSBで、というわけにはいかない国が沢山。ネットカフェで入れたいいけどでてこないっていうことが多かったので何枚かあった方がいい。っていってもどこでも買えるけど。

モデム/モデムセーバー

海外のホテルなどからダイアルアップする場合には、モデムセーバーなるもので回線の電圧?をチェックしてからでないとモデムを壊しかねない。ちなみに、結構いい確率でモデムは逝ってしまうので、ダイアルアップしまくる予定の人は必要かもしれない。でもそのためにあの大きさと重さは結構つらい。僕は、ダイアルアップはほとんどすることはないと思っていたので、(PCには内臓モデムがついていたのだけれど)東芝製のカード型USBモデムを持っていった。これなら、カード型で大きさ重さはほとんど気にならないし、海外用って書いてあるのである程度耐久性がありそうだし、PCの内臓モデムを壊さなくて済むと思ったので。モデムセーバーと電源用のセーバーが一体型のやつもあるみたいだ。

各種コード類

電話線やLANケーブル、デジカメやMP3プレーヤーとの接続ケーブルなど。LANケーブルなんかはどこでも手にはいる。

 

 

PC及び周辺機器の運び方、管理方法に関して。

はじめ、日本製のPCは丈夫だからバックパックに入れて運んでも大丈夫に違いないと思い大きなバックパックに入れて運んでいた。しかし、やっぱり無理。振動には耐えられても、バスの荷物室などで一番下になったりすると重圧でディスプレイがやられてしまう。ハードケースに入れれば大丈夫なんだろうけど。

PCのケースとしては、純正のLOOX用ソフトケース(多少のショックは吸収できる厚手のソフトケース)に、さらに、Tゾーンなんかでよく売っている、”超吸収”みたいなネーミングのついた特殊スポンジ製のソフトケース。これでだと、よっぽどの振動や落下にも耐えられそうだ。(実際ここまでで結構雑に扱っているのになんともない) しかし、問題は上に書いた様に重圧で、列車に乗るときで自分でバックパックを管理できる状態にあるときはいいけど、バスなど、何を上におかれるかわからない状態はちょっとムリ。(しかも貧乏旅行はその移動のほとんどがバスなのだ)ってことで、移動するときは常にサブバックにいれて、常に身に着けることになっている。セキュリティ上はバックパックの方が安全なような気もするが、(経験上、バックパックごともっていかれるより、サブバッグもしくはサブバッグから抜き取られることのほうが多い)壊れてもらっては困るものなので、重いし大きいけど常に持ち歩いている。

宿で。宿に置いておくか、持ち歩くか、は場所によって。セキュリティボックスなどが部屋についている場合には、もちろん鍵をかけて置いていく。セキュリティボックスがない場合だが、よほど危なっかしい宿でない限り、メインのバックパックの中にいれて鍵をかけておく。どうもあやしいな、って言うときだけ持ち歩いている。はっきりいって、待ち歩きをしている時に置き引きに遭う可能性の方が宿で盗まれる可能性よりぜんぜん高いと思っている。バックパックも頑丈なやつはちょっとやそっとではナイフなどで切れないようになっているので、鍵をかけ、必要ならチェ−ンで固定しておけばまず大丈夫だろう。

周辺機器などはすべて無印良品製のポーチみたいなのに入れて、メインのバックパックに入れっぱなし。これはポーチがショックを吸収してくれることに期待してずっとバッグの中。幸い今のところ壊れたりはしていない。重圧さえかからなければ結構振動には強いみたいなので大丈夫みたいだ。まぁ、これはサブバッグにいれて常に持ち歩くわけには行かないけれど。

 

 

基本的にPCは持ってきて正解だったと思う。特に長く日記を書く人、複数の国のガイドを持ち歩くのが面倒な人にはオススメ。しかし重たいのと盗難に怯えながらの旅もなかなか大変。これ以上物理的に小さく軽いノートPCが出てくるとも思えないし。今回はHPを作りながらという目的があったのでWindowsの入ったPCを持ってきたが、今度旅するときにも −それが短期間でも− きっと持ってくると思う。旅先でHPのアップをする必要がなければ軽いシグマリオンとかPDAとかで主に日記とガイドブック代わりに使うということができる。後は世界各地で無線LANが広まってくれればこれだけでメールチェックも出来てしまう。後は、壊れず盗られずこのPCと共に日本に帰れるか。。。それだけが頭痛の種。